エンジニアリングデザイン能力とチームワーク力の育成を目指して
2019-11-20JABEE関連情報
応用分子化学科ではこれまで創成型実技科目として,化学プロセスデザイン演習や応用分子化学実験III(S)といった科目を設置してきました。また,エンジニアリングデザイン(ED)型卒業研究を導入してきました。
学科では近年社会的にチームで協働することができる能力(リーダーシップやメンバーシップ)が求められていることを受けて,ED型卒業研究を複数名の学生からなるチーム(各チームにファシリテーターとして複数の教員が関与)で卒業研究に取り組むこととしました。
11月20日(水)の講義ではこれまでの過程を経て,各チームが社会から解決が求められている課題に関する調査結果,その課題に対してチームとしてどのような解決の方針を検討しているのかについて,途中経過を報告しました。
各チームの報告を聞いた他のチームのメンバーからは思考のプロセスや今後の具体的な方針などについて質問があり,それらを受けて,今後,さらに調査を進めたり,担当教員と議論を重ねたりしながら次年度のED型卒業研究に向けて準備を進めてゆくことになります。
また折を見て,この新しい取り組みについて状況を紹介させていただきたいと思います。
(文責:広報委員 岡田)