本学科所属の津野先生、池下先生の総合論文(Accounts)がThe Journal of Organic ChemistryのJOCSynopsisとして掲載されました。
2025-03-11ホットニュース
本学科所属の津野先生、池下先生、Brunner先生の総合論文(Accounts)がThe Journal of Organic ChemistryのJOCSynopsisとして掲載されました。
二重結合に結合する元素は、二重結合の元素を含め全て平面上に存在することを有機化学で教わります。しかし、実はある条件で規則的に平面からずれ、三角錐を形成していることが、The Cambridge Crystallographic Data Centre(CCDC)のデータベースを利用して明らかにされました。アミノ酸のカルボン酸の炭素も同様なずれが認められており、この規則的なずれによって天然アミノ酸がなぜL体であるのかを解明するきっかけとなるかもしれません。